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ガジュマルやベンジャミンは、街路や広場によく植えてあるありふれた木で、小さな実がたくさんなっているのは眼にするが、花を見たことがない。

・・・ある日、これがどちらも、クワ科イチジク(Ficus)属の植物だと知って、ようやくわけが分かった。無花果と同じ仲間だから花がない、正確に言えば、実のように見える花嚢の内側に、無数の花をつける植物なのだ。道理で、直径1センチに満たない実だけれど、落ちてすっかり乾いた実を割って見れば、その形も中味も、無花果とよく似ている。

庭のガジュマルとベンジャミンは、高さが10メートルくらいあり、梢にはたくさんの鳥たちがやってくる。この小さな実も、小鳥の食料になっているらしい。

画像1枚目はベンジャミン、2枚目がガジュマル。
ベンジャミンの実がこんなに赤くなったのは、はじめて見るような気がする。