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雄花を食用にするのが目的で、庭に ときどき カボチャ を植える。

しかし画像のこれは、前に蒔いた種が何ヶ月も経ってから発芽したらしく、突然1本だけ出てきたカボチャ。ところが、毎夜降る雨のおかげか凄まじいほどの成長の仕方で、30センチもある葉が元気に茂り、たくましい蔓がどんどん伸びてくるのだ。そして分かれた蔓の一本は、あっという間に石塀をよじ登り始めた。これは、左側に植えてあるフウセンカズラの、真似をしたのかもしれないが。ちなみに、下のほうに見える小さな葉は、そこらじゅうから芽を出している パイプカズラ で、これがカボチャに絡み付き、わけの分からないことになっている。

今朝は初めてそのカボチャの花が咲いた。ふつうなら最初は雄花ばかりで、何日か経ってから、おもむろに雌花が咲くものだが、これはいきなり雄花4個に雌花が1個 (最後の画像が雌花) である。しかも花のサイズも特大で、付け根から花弁の先まで、10センチあまりもあるから、詰め物料理に最適だ。
雌花は受粉して、実が出来たら未熟なうちにズッキーニもどきとして使えるし、雄花もまだまだ咲くだろうと、内心ほくほくしている。

しかし上に向かうこの蔓は、どこまで行くつもりだろう。花だけが目的なら、地面から遠いほうが、泥はねで汚れなくて都合が良いけれど、地上1メートル以上の位置に、既に小さな雌花の蕾もできている。このままにして良いものかと、少々悩んでいるのである。