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庭で聞こえる鳥の声の中に、聞きなれない歌が混じっていた。
次の瞬間外の電線に止まったこれが、声の主だろうか。

ちょうど夕方の逆光になってしまい、撮った画像を拡大しても、真っ黒でなんだかわからない。PCに取り込んでから、画像をずっと明るくしてみると、胸から腹部にかけて、美しい色が現れた。

ひょっとしたら、アメリカでロビンと呼ばれているコマツグミかと思ったのだが、そうではなさそう。しかしこの顔はどこかで見たことがある・・・そうだ、昨年もやってきた、ビュラックムクドリモドキ に違いない。
米国西部から、冬になるとメキシコに南下してくるこの鳥を、昨年庭で見たのは10月14日だったから、今年は1ヶ月以上遅い訪問ということになる。

昨年は一度しか見なかったので、その後もっと暖かい地方に移動したのかもしれない。
それでも、今年も胡蝶の庭に寄ってくれたとは、なんともうれしいことである。


*訂正:ビュラックではなく、留鳥のズアカムクドリモドキでした。