先日庭で見つけた蝶。翅を広げても5~6センチ程度で、あまり大きい蝶ではない。
以前に一度庭に来たことがある、 Chlosyne lacinia かと思い、そのときのボケた画像を確認してみると、裏翅にある赤い模様の具合がどうも違う。それでも同じ アメリカヒョウモンモドキ(Chlosyne)属には違いないだろうと、調べているうちに、迷路に迷い込んでしまった。
新熱帯区に分布する chlosyne 属の蝶には、非常に良く似たものがいくつかあるので、まずそこでつまづいた。さらに、同種の蝶でも色柄の異なるものがあり、たとえば専門的なサイトで Chlosyne lacinia として紹介されている画像だけでも、同種とは思えないほどに様々な翅のものが並んでいるのである。
それらの画像を比較していたら、そもそも前に見たのも本当に Chlosyne lacinia だったのか、そのことさえ、自信がなくなってしまう。
それらの画像を比較していたら、そもそも前に見たのも本当に Chlosyne lacinia だったのか、そのことさえ、自信がなくなってしまう。
そういうわけで結局、この蝶も確実な種名まではわからずにいる。
・・・ああ、野鳥も蝶も植物も、同定はつくづく難しい。
・・・ああ、野鳥も蝶も植物も、同定はつくづく難しい。
コメント
コメント一覧 (10)
蝶の中でもエラートドクチョウなどは、これが同種?と目を疑うような多彩さです。
胡蝶
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表と裏、模様がかなり異なるんですね!
蝶の名前がわかるといいですね^^
胡蝶
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タイトルから想像した日本のヒョウモンチョウの仲間とずいぶんイメージが違うので、びっくり。
小さく見えないくらいに存在感がありますね。そちらは種数が桁外れに多いから、同定は大変ね。
胡蝶
がしました
私は幼虫は嫌いだけど、成虫は妖精みたいで大好きです。
好きなだけですけど(笑)。
『同定はつくづく難しい』
蝶の事は分りませんが、同定が難しいことは、良く分ります。
、、、、調べる作業は、大変でも、充実感たっぷり。
終わってみれば(同定出来れば)、魂が幸福に満たされる。
専門家もいつも迷っています。
そして、プロを支えているのは、アマチュアです。
あくまで、現生種。
見る機会は、また訪れるし、いつか確信が持てるようになれば
良いですね。
胡蝶
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胡蝶
がしました
でも考えてみたら人間だって、肌や髪、目の色は様々ですよね。
胡蝶
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裏翅の模様も素敵です。
私としては、アメリカヒョウモンモドキ属の蝶とまでわかれば、まあ満足していますよー。
胡蝶
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同じ chlosyne 属の蝶でも、色んな色柄のがありますが、とても美しいですよね、この蝶。
蝶も、種類が膨大な上に似たものが多いので、同定は私の手にあまります。
胡蝶
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メキシコは日本と比較したら悲しくなるくらい情報が少なく、生物の同定は素人にとって、本当に難しいです。その代わり、長い間気になっていたものの素性が分かったときの喜びも大きいですね。
胡蝶
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確かに、こういう色柄は嫌味がないですよね。
Chlosyne janisも、うちの庭に現れたことがあります。あとは、固有種のChlosyne ehrenbergii。
この属の蝶、わりと好きかもしれません。
胡蝶
がしました