バッタとイナゴとキリギリスの違いが、どうもよく分からない。
それは胡蝶だけのことではないらしく、だいいち名前からして曖昧なのだ。画像の昆虫は、スペイン語で Saltamontes Hoja Verde で、日本語に訳せば 「緑の葉のバッタ」となるが、バッタ目キリギリス科の昆虫だ。これまでにも何度か見たことがあるし、誰でも「ああ、あれ」と知っているようだから、ここではそう珍しい昆虫ではない。かなり大きいので、目に付きやすいということもあるけれど。画像のものはとりわけ大きくて、長さが10センチ近かった。ただし長く伸びているは翅で、腹部はその半分ほどまでしかない。
割合におとなしく、ペットにもできるそうで、飼い方を説明したサイトもある。確かに、この個体はずい分長時間同じ葉の上にじっとしており、カメラを近づけても触っても、ほとんど動くこともなく、文句を言わずに正面顔まで撮らせてくれた。
学名 (Stilpnochlora couloniana) で画像検索していたら、以前に撮った画像 とそっくりなものがあった。同じものとは思えないほどだが、葉っぱバッタの、あれが幼生だったのであるらしい。思いがけず、しかも意外なこういう発見は、じつにうれしいものである。
過去に撮った幼生:
コメント
コメント一覧 (4)
成虫の姿からは想像もできない程の色彩模様の幼生に、心ときめきました。
擬態に興味のある私は、成虫の持つ翅模様にも興味津々です。
私も、バッタ目(直翅目)の分類方法はとても難しいと想います。いつも、戸惑ってばかりです・・・☆
胡蝶
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見分け方はネットにも色々と書かれていますが、現物を並べてみなくては、なかなか分かりそうにありません。
胡蝶
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キリギリスの仲間かな。イナゴと言ったりりバッタと言ったりで、同じらしいですが。
胡蝶
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鳥も昆虫も、正面顔って面白いですよね。でもこれは、触覚が目の間から出ていることに驚きました。
昆虫の分類は、難しいですね。
胡蝶
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