お菓子などを食べる時、剥がした包み紙を、いつも丁寧に手で伸ばす者がいる。皺ひとつなく平らになった紙が何枚かになれば、きっちりと揃えて重ねる。それで何かするわけではない。結局は捨てるだけなのだ。
かく言う胡蝶は、そうした包み紙をできるだけ細長く折りたたみ、一度結んでから捨てる。それで、この人物と胡蝶は、お互いに相手のことを "すごく変” だと、思っている。
まあそれは、個人の癖のようなものだろうけれど、じゃあ、トイレットペーパーの向きは、どうなんだろう。
メキシコ人家庭に行くと、画像のような向きにペーパーが取り付けてあることが多い。物心ついた頃から、トイレットペーパーの端は、上側にかぶさっているのが当たり前だったから、こうなっていると、出した手が一瞬戸惑うのである。
いつもこうなっているという事は、意識してこの向きに取り付けるのだろうけれど、「どうして?」ともし訊いたら、相手もびっくりしそうだ。一つ思いつくのは、日本のものとは違い、ここでは普通、ホルダーの上側にフタのようなものがついていないので、そんなことが何か関係しているのかもしれない。でも、こうなっていれば、猫がペーパーを全部引っ張り出してしまう(うちの猫はしないけれど)可能性は、低くなるのではないか、などとも思う。
本当にどうでも良い些細なことなんだけれど、たとえて言うなら、ハンガーにかかって並んでいる服の、一枚だけ向きが違うのを見つけたときのように、なんとなく気になってしまうのである。
コメント
コメント一覧 (14)
トイレットぺーパーつながりで言うと、使った後に、あとの人が取りやすいように三角に折っておくことと作法の先生が言ってたけれど、私は、やらない。前の人が、触った痕跡が残っているようで、嫌なんだ~。
胡蝶
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例えば私は本棚の本は右から左へ巻数が大きくなっていく揃え方じゃないと落ち着きません。
胡蝶
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ウオシュレットも、日本では今はどこでもついていますが(我が家にはありません。転勤族なので)、ほとんどの国にはないものですよね。
猫のいる家庭には、ペーパーホルダ小ーもこの方式がいいのかも♪
主人は菓子パンなどのビニール袋を細長く折りたたんで結んで捨てる人です、ちなみに(笑
私はどちらでもいいタイプです^^;
胡蝶
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胡蝶
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端を折るのって、私もちょっと抵抗があります。ホテルなんかで、お掃除の後にそうしてあるのはいいけど、使った人は、手を洗ってしっかり拭いてから、改めて紙を折っておくのかしら。第一、折ってあるから取りやすいってこと、別にないんじゃない?
胡蝶
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本棚の本ねえ、そういえば私は、左から右です~。
胡蝶
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勤めていたとき、日本人上司で貸家にウォッシュレットをつけた方がありましたが、大家さんは「退去するときには外してくださいよ!」と困惑していました。
私は、ビニール袋等も結んで捨てますよ。ご主人もそうなんですね!じゃあ私も、そう変わっているわけではないみたいね♪
胡蝶
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胡蝶
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蓋のようなものがないと、このように取り付けたほうが余分にとり過ぎないからいいかも~。^ ^
胡蝶
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でも、紙の向きで、取る量が変わりますか~?
胡蝶
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胡蝶
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胡蝶
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習慣ばかりではなく人間性やステータスとも関連があると推論されています。
日本とは逆のこの裏パターンは
・より整然と見える
・猫や子供にいたずらされにくい
・キャンピングカーのトイレで紙がはずれにくい
などのメリットがあるようです。
胡蝶
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ウィキペディアにまでこの項目があるのには、びっくりしましたが、日本では表が常識ではないでしょうか。
些細なことに見えても、非常に身近な毎日の事柄なので、人によりこだわりが強くなりそうですね。
胡蝶
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