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右側が普通に流通している一般的なバナナで、左側は、よそから頂いたバナナ。

太ってずんぐりした、こういう形のバナナを見ると、直感的或いは経験的に、美味しそうだと思うのだが、実際にこれは、好みのバナナだった。味もだけれど、果肉の質感が異なるのである。この手のバナナは、皮が薄くて果肉の密度が高く、ねっとりした感じ。しかも、すぐにグズグズと柔らかくなったり、強すぎる匂いが出たりすることがなく、しっかりした状態で比較的長もちするのもいい。
バナナはいくつかの品種が市場に出回っているものの、こういうバナナはあまり見かけない。恐らく、どこかの家の庭ででも、なったものだろう。

バナナといえば、近頃その存在を脅かしている 新パナマ病 のことがニュースになっている。メキシコにはこのように、様々な品種のバナナがあるようなので、万が一この病気がアメリカ大陸に入ってきたとしても、バナナというものが全く手に入らなくなるようなことには、ならないだろうけれど・・・。