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画像は、今の時期街で目立つ、カエンボク の花( 記事と関係ないけど)。

よく行くスーパーの下着売り場には、12月になると真っ赤な一角が出現する。大晦日の夜に赤い下着をつけるとラッキーだ、と言われているからだ。それも、誰かからプレゼントされたものが、良いらしい。これはどうやらヨーロッパから来た習慣で、スペインやイタリアでは、かなり浸透しているようだ。

ペルーでは、大晦日の下着は黄色 だった。下着ばかりでなく、帽子その他、黄色いものがたくさん売られていた。かの国では古くからの移民による中国文化の影響も強いから、黄色を繁栄の色として喜ぶのは、そこからの伝統かもしれない。

メキシコはと言えば、じつは赤も黄色もある。「赤は恋愛運で、黄色は金運よ」などと、知ったようなことを言った女性もいたけれど、最近では赤と並んで黄色い下着も、12月の店頭に並ぶようになった。

昨日、通りすがりに下着のコーナーを何気なく見たら、なんと赤と黄色の縞柄まであるのに驚いた。・・・ラッキーな2色を同時に身につけるって、それはちょっと、欲張りすぎじゃないのだろうか。