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画像は12月16日のグーグル・メキシコ、トップページのロゴ。この日は、レメディオス・バロ の、生誕記念日なのである。

メキシコの画家といえば、フリーダ・カーロ、またシケイロスやリベラといった、壁画作家が有名だけれど、胡蝶としては、抽象画のルフィーノ・タマヨや、シュールレアリズムのレメディオス・バロのほうに惹かれている。

バロはスペイン生まれだが、スペイン内戦 から逃れてパリに行き、後に移住したメキシコでその生涯を終えた。彼女が最も親しくしていたのはイギリス生まれのレオノーラ・キャリントンだが、彼女もまた、フランス、スペイン等を経てメキシコに移住したシュールレアリズムの画家・作家である。

なお、スペイン内戦の際にメキシコは、知識人や技術者を中心に合計約1万人の亡命者を受け入れた。このことは、その後のメキシコ文化を、非常に豊かなものにしたのである。