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画像上の2枚は、先日の 手作りマット の上に立つクリスマスツリーを飾っている、オーナメントのボールである。

透明なボールの中に入っているのは、上は乾燥した松葉、下のはトウモロコシの皮だろうか。こんなボールはこれまで、見たことがない。プエブラ州に旅行したとき、手に入れたものだと聞いて、そういえば、クリスマスボールを作っている町の事を、聞いたことがあると、思い出した。プエブラ州北部にある Chignahuapan というところで、人口は2万人ほど。この小さな町には、200以上のガラス工房があり、毎年何千万個というクリスマスボールを生産しているのである。

吹きガラスの技法で成形され、手描きで彩色されたクリスマスボールは、メキシコ全土の需要に応える他、ヨーロッパ、特にバチカンに向けて、輸出されているそうだ。改めて、chignahuapan esferas と、画像検索すると、様々な絵付けをされた色とりどりのクリスマスボールの画像が、目を楽しませてくれた。

吹きガラスに手描き模様とくれば、なんとなく連想するのは、日本のガラス製風鈴である。