3087マンゴーの当たり年


今年の春は暑かった。

・・・と、いつになったら過去形で言えるのだろう。5月も終わりに近くなり、一応雨も降り始めてはいる。でもまだ毎晩ではないし、降り方もなんだか遠慮がちで、そうなると、湿度ばかり上がって気温はあまり変わらず、夜も寝苦しくなってしまった。

そういう気候と関係があるのかないのか、今年のマンゴーはとりわけ美味しく感じる。最近ひいきの安い店では、キロ当たり12ペソで喜んでいたら、次の週は11ペソ、それから10ペソと毎週下がって、今は9ペソで落ち着いている。円に換算すると60円くらいなので、画像の9個、合計2キロ余りのマンゴーが、130円ほどで買えた。

ところが一方で、アボカドの値が高騰し、キロ当たりが現在70ペソくらいしている。栄養満点なヘルシーフードとして、世界中で需要が伸びているからだとか、主産地のミチョアカン州は麻薬組織の勢力が強いため、一種のみかじめ料がコストを上げているのだとか、まあ色んな話が聞こえてくるけれど、そもそも今はアボカドの時期ではないので、そのうちに又手の届く値段になるだろうけれど。

あっ、そういえばそろそろ、ライチも出る時期だ。