胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2010年04月

なにしろエネルギッシュな乞食だった。両脚が無く腕も短い身障者なのだが、お腹は丸々と太っていて、元気いっぱいだった。人が通ると「ちょっとそこの奥さん、施しを!」と、良く通る声を張り上げる。それが嫌で反対側を歩けば、道の向こう側から大声で呼ばわるのだ。近く ...

自宅より、ポポカテペトル火山(5426m)。ぴったり山頂からの日の出を狙うのがこんなに難しいとは思わなかった。1枚目は4月26日、2枚目は27日。・・・日の出の位置が、1日でこんなに移動するなんて! ...

翻訳小説なんかで名前だけは知っていたが、これがニワトコという植物だということを、最近知った。ペルーで初めて見たときは、房になった白い花がまるでレースのようで、何て綺麗なのかと思った。あちらではサウコという名で、小さく黒っぽい実はジャムやケーキに使われる ...

メキシコ人は野菜嫌いが多いけれども、果物は大好きだ。確かにメキシコには、安くて美味しいフレッシュな果物が、とても豊富なのである。だがこの果物、家庭では丸ごと出される事が多くて、リンゴ、洋梨、グアバ、桃など、皮の薄い果物はたいてい、そのまま食べてしまう。 ...

電気自動車。ただしこれを使うのは観光ポリスだけらしい。・・・これで麻薬マフィアとカーチェイスをしたら、まるで漫画だものね。 ...

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