胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2010年11月

気候の良い土地というのは、人間だけではなく虫たちにも暮らしやすい。そんなクエルナバカに棲息しているいろんな虫の中には、サソリまでいる。長さ5~6センチくらいのものだが、これにもさまざまな種類があり、毒の強弱もいろいろで、命にかかわるような猛毒のものは、 ...

クエルナバカ観光の中心、カテドラル真ん前の二階にあるイタリア・レストランが、マルコ・ポーロ。開店したのは1983年で、バルコニーの席からカテドラルが臨めるという立地条件の上に、リーズナブルな値段で食べられる本格的イタリア料理は、観光客にも人気だ。ま ...

光と影、といったら、なんだかスペインみたいな印象だけれど、クエルナバカも光と影の街だ。高原だから、日差しが強い。でも、紫外線の強いわりには誰も帽子をかぶっていないのが不思議といえば不思議だけれど、ここではそれで普通である。そもそも、紫外線を気 ...

乾季になって、ブーゲンビリアがたくさん咲き出した。乾燥を好むこの植物は、雨季の間はあまり花をつけないのである。ハイビスカスと並び、南国を象徴する花のひとつだろう。これにもいろんな色や咲き方のものがあるが、特にこの赤紫のものは、リゾート地クエルナバカ ...

スズメたちが賑やかなので窓の外を見ると、数羽が カンナ・インディカ にとまっていた。何羽もいるスズメの重みで、茎がしなって揺れている。何をしているかと思えば、カンナの種をつついているようだ。芝生に降りて歩き回っているスズメは、落ちた種を拾っているのだろうか ...

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