胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2011年08月

雨季と言えば、停電がつきもののクエルナバカ。以前にも 停電 という記事に書いたように、毎年のことだから、いつもそれなりの覚悟をして雨季に臨むわけなのだが、今年は長時間の停電がほとんどなくて、拍子抜けしている。新興の庶民的住宅地域であるために、インフラの整備 ...

植物園の大木についている、こんな植物がいくつかあるのは知っていたが、花が咲いているのに気がついたのは、初めてだ。・・・当たり前のようにそこにある植物で、名札はついていない。葉の長さは50センチくらいあり、ぶら下がっている花序のほうも、かなりの長さだ。この ...

香料の バニラ が作られるのは、ラン科でメキシコ原産の、この植物の実からである。植物園には、野生ランばかりを集めた一角があるが、ここだけは柵を設けて入れないようになっている。その中にあるバニラの木は、見るたびに大きくなっているのに、タイミングのせいか、どう ...

学名Piper auritum、メキシコ原産のコショウ科コショウ属の低木である。すなわち、台所に欠かせないあのコショウと、同属の植物だ。さまざまな薬効のため伝統医療に利用されるほか、葉は料理のスパイスとして用いられる。メキシコ南部では タマレス を包むのに、この葉を使う ...

最近の日本ではあまり見ないから、こういう売り方をなんと言うんだったっけ?と、考えてしまった。多分、流し売りでいいと思う。その上、この種の商品を売る店の名称も思い出せない。そうだ、荒物屋というのが近いかな。・・・そんな商売自体、例えば東京ではもう珍しいか ...

↑このページのトップヘ