胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2012年02月

窓から見えるガジュマルの木が、気になって仕方ない。注意していると、ほとんど一日中小鳥の声や姿があるからである。 ウィルソンアメリカムシクイ はなんとか分かるようになったけれど、ここに来るのはそれだけではないようだ。少し前に撮った1枚目の鳥と、最近芝生の上に ...

庭の北側の塀が何故こんなに不細工なのかというと、これはお隣が建てた塀の裏側だから。こちら側からも塀を作るのが本当なのかもしれないが、諸所の理由や事情により、そのままにしてある。塀を構成しているブロックは中が空洞で、しかもそのいくつかには、工事の際にあけら ...

シロハラミソサザイ が2羽、塀にとまっていた。これまでに見た時は、いつも1羽だけだったのである。1羽はじきに見えなくなり、もう1羽の方は塀のブロックに開いた穴をしきりと覗き込んでいたが、やがてこれもどこかへ行ってしまった。しかし何時間か後に、今度は木の根元 ...

メキシコシティーのチャプルテペック公園内にある湖で、バレエ 「白鳥の湖」 の公演が、2月24日から今年も始まった。 首都の中心部にあって、いくつもの博物館や美術館、動物園その他を含む、この広大な公園は市民の憩いの場であると同時に、文化の中心の一つでもある。 ...

オッソブッコというイタリア料理がある。直訳すると“空洞の骨”という意味なのだが、骨付きの仔牛スネ肉を煮込んだ料理で、肉はもちろん、骨の穴の中味、つまり骨髄もまた美味しいのである。メキシコでは、仔牛肉はそう一般的に売られていないけれど、豚のスネ肉なら ...

↑このページのトップヘ