胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2012年05月

久しぶりに、庭にリスが現れた。このあたりで見かけるのは、樹上性ではなく、地面に穴を掘って住む、地リスである。頭から尻尾の先まで約40センチあるこのリスが、庭の隅に穴を掘って住んでいたのは一昨年のこと ( → 庭のリス )。それがいつの間にか姿を見せなくなって ...

ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属、学名は Aristolochia elegans (=Aristolochia littoralis)。日本にあるウマノスズクサと同属の植物だが、こちらはブラジル原産で、メキシコでは帰化植物となっているようだ。学名にエレガンスとつくくらいで、スペード形の葉も、変わっ ...

ハエトリグモというのがいる。網を張らない徘徊性の蜘蛛で、8個並んだつぶらな眼は動く物を敏感に捉え、獲物には敏捷に飛びつく、素晴らしい狩人である。一度、ハエトリグモを近々と観察していたら顔に飛びつかれ、そのときはさすがにひるんだ。まさか胡蝶をハエと間違え ...

中南米原産のネムノキ科の木で、学名は Leucaena leucocephala。1枚目が花で、2枚目は種。これは別々の木で、撮った時期も1ヶ月ほどずれている。クエルナバカの街中でもよく見る木で、こちらではグアヘと呼ばれている。痩せた土地でもよく育ち、年間を通じて花を咲 ...

左側の幼鳥は、飛翔訓練中。2ヶ月前の ( → 塀の穴、その後 ) と同じ巣から出てきたけれど、もちろんこれは、ずっと後に生まれた雛。お父さんが巣穴の傍で催促するように鳴いていると、やがて幼鳥が飛び出してきた。庭に来る野鳥のカタログ → 鳥の索引 ...

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