胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2012年06月

ぐずぐずと暑い日が続いていたが、ハリケーンが通り過ぎてようやく、クエルナバカも雨季らしくなってきた。最高気温が32℃くらいまで上がっていた先週と比べると、今週はせいぜい23~4℃ほどで、朝夕は肌寒く、毛布やセーターを引っ張り出している。ただ、涼しくなる ...

婚姻色のハリトカゲ は、色彩豊かなオスばかりをお見せしてきたが、こちらがメスである。全体の色は地味ながら、頭部の赤い帽子は、やはり繁殖期だけのものではないかと思う。塀でしばらくじっとしていたこのメスから、1メートルほど離れた地面にいた立派なオスが、おもむろ ...

上の画像は、今年の父の日ケーキ。茶色の格子模様はカヘタである。カヘタは牛乳などに砂糖を加え、ゆっくりと煮詰めたペースト状のもの。キャラメルのような素朴な味は、スペイン及びラテンアメリカの多くの国で広く好まれているが、各国にそれぞれの伝統があり、呼び ...

また出会った・・・風船売りの出勤風景。街の中央広場には、平日でも毎日何人かの 風船売り がいる。いったいどのくらいの売り上げがあるものなのか、想像もつかないけれど、少なくとも、上司に頭ごなしに命令されたり、単調な作業を機械のように繰り返したり、という仕事で ...

庭で一番よく見る爬虫類がこのハリトカゲ。トゲトゲの立派な鎧に身を包んだ魅力的なトカゲなのだが、繁殖期のオスは婚姻色に染まり、これは、見れば撮らずにいられない美しい衣装だ。今回撮ったハリトカゲは、これまでの中でも一番の華やかさではないかしら・・・などと、画 ...

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