胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2015年01月

よく買い物をするスーパーの前にある、歩行者用の信号は、故障していて点灯しない。日本以外の多くの国がそうであるように、メキシコの道路も車が優先だ。そのためか、歩行者用の信号がなかったり、あっても見え難い、ということがよくある。ここの信号が故障したのはいつだ ...

これまで八重咲きばかりしか見たことのなかった、ロサ・アマリリャ (Cochlospermum vitifolium) の、一重の木を見つけた。八重咲きの、バラのような豪華さとはちょっと違うけれど、黄金色の大きな花弁が華やかで、しかもこの花は花弁が一枚一枚散るところが好ましい(八重 ...

トゲトゲやらシマシマやらが目に付くようになって、どうも最近、木の幹が気になって仕方ない。上は、紙のように薄い樹皮がひらひらと剥けた木。そういう独特の木はペルーの高地にもあったけれど、ふわふわと重なった樹皮は、幹を寒さから護るためだというのが、現地ガイドの ...

メキシコから熱帯アメリカに分布する、トウダイグサ科の高木である。幹にトゲトゲのある木といえば、パンヤ で、一見似ているようだが、トゲの形は、こちらの方がインパクトがある。調べてみると、この木の樹液及び種は、人間を死に至らせるほどの猛毒だそうだ。それでも、薬 ...

前に 松と竹 をご紹介したとき、松の画像にサボテンが一緒に写っていたが、今回は、竹林の向こう側にバナナの葉が見えている。松竹梅などと言って、純日本的な植物のような気がするが、じつは松も竹も、世界のかなり広い地域に分布している。梅にしたって、原産地の中国から ...

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