胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

2015年11月

若いひとが「お試しに」と分けてくれた、野菜用の調味料。つまりは、何種かの香草をミックスしたものなのだが、ベースが細かく砕いた カカオ豆 なのである。原材料は、「カカオ、ハーブ類、天日塩」とあるだけで、詳細は分からないけれど、化学調味料の類は一切入っていない ...

地面にまたたく白い星のようだった。最長7~80センチまでになるというが、ほとんどの場合は、もっとずっと小さな株が地面を覆うように広がるようだ。花は直径1センチほどしかないが、このように存在感がある。Richardia scabra L. は、米国南部からペルー、ボリビア ...

久しぶりに、クエルナバカの植物園に行ったら、ここのところ毎年写真を載せている、ユーフォルビア・レウコケファラ(白雪姫) が、もう満開になっていた。思わず木に寄ってみると、これまでには感じたことのなかった、花の香り。同じ花でも気温や湿度等によって、香りの強さ ...

昨日の ツユクサ に出会った植物園は、国立自治大学 のメイン・キャンパス ( 大学都市 )の中にある。植物園は広く、遊歩道でジョギングや散歩、芝生ではゆったりと寛ぐなど、多くの人々が利用しているようだ。タイルを使った標識は美しく、その先にある薬草園の、なんとも ...

偶然というのは、重なるものらしい。10月始め、日本への出発前にメキシコシティーで2泊し、1日は、国立自治大学内の植物園を訪れた。そこで出会ったこの花がどうやら、9月下旬にクエルナバカの植物園で見た、花の開かない ツユクサ と同じだったのである。二度の出会い ...

↑このページのトップヘ