3268春爛漫1
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そろそろ咲き始めたと思ったら、あっちでもこっちでも、あっという間に満開だ。

しかもこの街の南半分では、プリマベーラの木がどんどん増えているんじゃないだろうか。昔からの地域には、きちんと揃った並木のようなものはないけれど、街路のそこここで、まだ若い木が花を咲かせ、民家の塀を超えてそびえる高木は、遠くからでもよく見える。わざわざ探すまでもなく、春の景色は向こうから目に入ってくるのである。

結局、あまり冬らしい寒い日もなく、クエルナバカは、いつの間にか春になってしまった。