3284アマリリス


庭の アマリリス を切って、部屋に活けてみたら、ずいぶんと賑やかなことになった。

2株分なので、蕾の合計は8個。まだ小さい2個の蕾は、開くかどうか疑わしいけれど、6個まではちゃんと咲いた。ただし、太陽に当たらず部屋の中で咲いた花は、どうしても色が薄い。また、1本の茎につく4個の花は、全部別々の方を向くので、これは四方見のテーブル花などにいいのかもしれない。

部屋に飾って毎日身近に見ていたから気が付いたのだが、アマリリスの花は、開きかけの状態で既に雄蕊から花粉が出ている(活け花だから葯は取ってしまう)。しかし、雌蕊の柱頭が開くのは、3日ほど経ってからのことで、これも自家受粉を避ける仕組みになっているようだ。