3365コーヒーの若木


実生のコーヒーノキが、大きくなってきた。

既に2メートル以上になっている別の木には、毎年実がなるので、その種からかもしれないし、後から蒔いた別の種からの出芽かもしれないし、あるいは、覚えのないところからひょっこり出てきた芽だったかもしれない。庭のあちこちにある苗を、抜いたり移植したりするうちに、どれがどれやら分からなくなってしまったのである。

カイガラムシにびっしりたかられたり、葉が小さくいじけたり、なかなか大きくならなかった木が、突然生き生きと成長し、美しい葉を広げ始めた。
珍しい黄色種のコーヒーを蒔いたことがあるので、それだったらうれしいと思う。しかしそれが確認できるのは、花が咲いて実がなってからのことだから、まだまだ先の話ではある。