3384オアハカ・チーズ


自宅からスーパーへの途中に、商店街のようなところがあり、道端にもたくさんの屋台が出ていて便利なのだが、そのあたりに、種子類等を売る店を見つけて、寄ってみた。

もしかしてカカオ豆がないかと、ほとんど期待せずに訊いてみたところが、なんと、あったのである。それも、最近大幅に値の上がった市場の商品よりも、安い。ただし産地は異なっていて、ここのは、お隣のゲレロ州から来たものだと言う。早速1キロ購入することにして計ってもらう間に、「オアハカ・チーズもありますよ」と、試食させてくれたのが、かなり美味しくて、それも買ってきた。他には、カカオと一緒に食べるための、ドライクランベリーを少々。こうしたものは皆、以前なら市場で買っていた。ウィルス感染を避けるため、もう何カ月も市場に行っていないから、こんな近場で手に入るのは、ありがたい。

人々の生活が変化し、仕事の種類ややり方も、変わってきたようだ。この店はごく最近の開店だと思われるし、自宅のすぐ近所には、鶏肉や卵を売る店ができた。住居の一部を改修して店舗にしたらしい。遠出ができない代わりに、近くで用が足りるようになってきたのである。

ところでこの、オアハカ・チーズだが、もちろん本家のオアハカのものが一番だ。しかし他の地方であっても、牧場の手作りなら、ちゃんと美味しいものがある。スーパーで売られている工場生産のチーズとは、まるで違うのだ。日本にも、このチーズからヒントを得たという商品が売られているので、どんなものかと一度買ってみたことがあるけれど、もう一度食べたいとは思わなかった。同じく日本で人気の、サラダチキンというのもそうだけれど、何か「工場の味」がするのである。・・・後口に残るあの違和感は、つまりは添加物なのだろうか。