胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

カテゴリ: 行事と習慣

死者の日前後のこの時期は、マリーゴールドの季節。園芸店ばかりでなく、道端の屋台やスーパーでも売られる鉢植えは、民家はもちろんのこと、街の植え込み、商店やオフィス等、あちこちに飾られる。祭壇に供える特別なパンやお菓子、関連した商品もあれこれある中で、目を引 ...

死者の日を1週間後にひかえ、街のあちこちで、マリーゴールドの鉢植えが見られるようになった。週末になれば、切り花のマリーゴールドやケイトウが山積みにして売られるようになるだろう。どちらも、死者の日の祭壇に欠かせない花だ。これも最近では様々な品種がそろってきて ...

画像は、土曜日の新聞に掲載されていた、メキシコシティーの空港風景。今年は4月4日がイースター。その前の1週間は聖週間で、たいていの職場では木曜と金曜が休業だ。でも学校では次の週まで2週間の春休みだし、家族でどこかへ出かけよう、という人も多い。パンデミックが ...

お祭り騒ぎの大好きなメキシコだというのに、4月以来、人が大勢集まる催しは軒並み中止或いは延期となっている。日本のお盆に当たる死者の日も、パレード等はもちろんのこと、ほとんどの州では墓地を閉鎖し、お墓参りさえも自粛する事態となった。だから人々は、いつもにも ...

1枚目の画像は、全国紙Web版より。2枚めは、先日市場で撮ったもの。新聞の記事によると、死者の日に向けたマリーゴールドの生産・供給は、農業農村開発省により保証されているそうだ。詳しく言えば、今年は227万8千株のマリーゴールドが、国内各地の計2561ヘクター ...

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