胡蝶の夢  ~メキシコ篇~

多様性の国メキシコ。常春のクエルナバカからの便りです。

カテゴリ: 映画とか、アニメとか

「星の王子さま」といえば、何十年もの間、世界中で読み継がれてきた古典の名作だから、物語を知っていることが前提だ。映画は原作そのままのストーリーではなく、ずっと後の現代に話を繋げる。原作の中で語られる数々の名言があらためて胸に響き、ちりばめられた風刺は、今 ...

ネットフリックスで2月から、スタジオ・ジブリの作品が、次々と配信されることになった(日本、アメリカ、カナダ以外の国のみ)。2月1日からはまず、この7作品。「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「天空の城ラピュータ」「紅の豚」「ゲド戦記」「おもひでぽろぽろ」「 ...

タバコ、アルコール、セックスやドラッグにまみれたようなドラマで、最初はびっくりした。登場人物たちの会話は、内容はもちろん言葉遣いも喋り方も、お世辞にも上品とは言い難い。その上に主人公は、車にはねられたり階段から落ちたりして、何度となく死ぬのである。しかし ...

読むことと書くことが好きだから、映画でもつい、本と関係のあるストーリーに惹かれてしまうらしい。最近では、 「メアリーの総て」 がそうだったし、「ガーンジー島の読書会の秘密」も。そしてこの「マイ・ブックショップ」。保守的な村に書店を開業して奮闘する勇気ある ...

ほとんど予備知識なしに観はじめたら、耳から入ってくる台詞がちっとも分からなくて、慌てた。スペインの映画だからと安心していたところが、舞台がバスク地方で、言語もスペイン語ではなくバスク語。これはむしろ、バスク映画だったのである。 映像が素晴らしい。例えば光 ...

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